• '24
    終了
    10/6
    富士山ステージ
    (静岡県・山梨県)
    富士山1周サイクリング
    日程
    06/10/2024
    場所
    静岡県御殿場市
    種目
    サイクリング
    クラス
    順位を競わず、走ることを楽しむカテゴリーがあります。
  • 終了
    9/23
    日産スタジアムステージ
    (神奈川県)
    日産スタジアム・サイクルパークフェスティバル
    日程
    2024/9/23
    場所
    神奈川県横浜市
    種目
    エンデューロ
    クラス
    周回数やタイムを競い、勝ち負けのあるカテゴリーがあります。
    順位を競わず、走ることを楽しむカテゴリーがあります。
    ビギナーでも挑戦しやすいカテゴリーがあります。
  • 終了
    8/17
    大子ステージ
    (茨城県)
    いばらきKOM in 八溝山
    日程
    2024/8/17
    場所
    茨城県大子町
    種目
    ヒルクライム
    クラス
    周回数やタイムを競い、勝ち負けのあるカテゴリーがあります。
  • 終了
    6/23
    大館ステージ
    (秋田県)
    ハチ公きりたんぽライド
    日程
    2024/6/23
    場所
    秋田県大館市
    種目
    サイクリング
    クラス
    順位を競わず、走ることを楽しむカテゴリーがあります。
    ビギナーでも挑戦しやすいカテゴリーがあります。
  • 終了
    6/22
    筑波ステージ
    (茨城県)
    9極の耐9 in 筑波サーキット
    日程
    2024/06/22
    場所
    茨城県下妻市
    種目
    エンデューロ
    クラス
    周回数やタイムを競い、勝ち負けのあるカテゴリーがあります。
  • '23
    終了
    10/29
    富士山ステージ
    (静岡県)
    富士山ヒルクライム
    日程
    2023/10/29
    場所
    富士山スカイライン
    種目
    ヒルクライム
    クラス
    周回数やタイムを競い、勝ち負けのあるカテゴリーがあります。
  • 終了
    5/27-28
    加賀ステージ
    (石川県)
    温泉ライダーin加賀温泉郷
    日程
    2023/05/27-28
    場所
    石川県加賀市
    種目
    エンデューロヒルクライム
    クラス
    周回数やタイムを競い、勝ち負けのあるカテゴリーがあります。
    順位を競わず、走ることを楽しむカテゴリーがあります。
    ビギナーでも挑戦しやすいカテゴリーがあります。
ツール・ド・ニッポンとは

苛酷な環境の中・・・・

天気予報は1週間前から雨、そして前日は降水確率60パーセントの中、
6月30()に、志賀高原ロングライド新コースをスタッフで試走してきました。

「雨予報、わかっているなら、別日にやれよ」

というツッコミが入るのはわかっていながら、どうしても他日程で調整がつかずこの日を選択。
雨にうたれたかどうかは読んでいただければわかると思います。笑

参加を検討されている皆様、この実走記録を見ればきっとあなたも大自然に挑戦してみたくなるはず!

それではレッツペダリング~

東京⇒志賀高原へ移動

前日宿泊して、スタート時刻にあわせて出走!といきたかったんですがそれはかなわず。。。
都内を545分に出発し、志賀高原に向かいます。距離約300km、時間にして約3時間50分です。

都内からの移動の場合、上信越自動車道を通るのですが、
途中の「横川サービスエリア(上り・下り)」では、50年以上続く名駅弁「峠の釜飯」を購入することができます。
凄いのが釜でお弁当を提供しているところで、空になった容器でそのまま1合分の米を炊くことも可能です。

私、この釜飯が大好きで出張の際は必ずここに立ち寄って「峠の釜飯」を購入しています。
昔ながらの味わいあるおいしい釜飯を、是非道中に皆様にもたべていただきたいと思います!

「峠の釜」飯詳しくはこちら


スタート会場に向かう道中で、サルに遭遇。
かなり距離は近かったんですが、まったく逃げず。もはや「撮ってくれ」と言っているようですね。笑

いよいよスタート!

会場に到着後、準備を済ませて1010分に出発です。

ちなみに会場・コースになっている志賀高原は日本に7地域しかない「ユネスコエコパーク(ユネスコが制定する「生物圏保存地域」)」に認定されいます。
※簡単に言うと「「自然と人間社会の共生」ができているモデル的な地域」です。
日本では「志賀高原」「白山」「大台ケ原・大峰山」「屋久島」「綾」「南アルプス」「只見」の7地域が認定されていますが、そういった場所を思う存分走れるのはサイクリストとして嬉しいですよね。

0km~23km地点(AS1:カヤの平高原キャンプ場)

この区間は、

本当に「気持ちがいい!」
新鮮な空気、鳥の鳴き声、虫の音色などすべてを感じて走っていただきたいです。
加えて車の通行がほぼない、信号がない、比較的下りの区間が多いいので気持ちよく走っていただけると思います。

特に信号がないというのがいい!都内では考えられない爽快感を味わえます。
AS手前5kmからはのぼりが続きますが緩やかなのぼりになっていますので、
他のサイクリスト会話しながら楽しく登ることをオススメします。

10km地点で見える雑魚川。天然のイワナがつれるとあって釣り人もたくさんいらっしゃいました。

23km地点(AS1:カヤの平高原キャンプ場)~42km地点(AS2:道の駅FARMUS木島平)

一つ目のエイドステーションまでの道は緑道の木漏れ日(どこかで聞いたことのあるようなフレーズ・・・)が気持ちい自然を感じれるまさに天国エリア。この後地獄が待っていることを忘れてしまいます。。

ここを抜けるとまもなくエイドステーション!

エイドステーション到着!

カヤの平キャンプ場には牧場が隣接していて、放牧されている牛を見ることができます。
実際見ていただくとわかるのですが、牧場なのか放し飼いなのか見間違えるほど広大な牧場です。

そんな大自然の中でしばし休憩した後は、約13kmの下り坂が続きます。
正直この区間はブレーキをかけっぱなしになるので手がかなりつらいです。
急な勾配の箇所もあるので、しっかりとブレーキをかけて走行、つらいなと思ったときには、
幅員の広い箇所を見つけて一度とまって手を休めてください。
安全第一で下りましょう。

36km~42km地点までは緩やかな下りになるので、無理なく次のASにたどりつけると思いますが、
スピードの出しすぎには十分に注意をお願いします。

 

山道を下りきってからは、田園風景が広がるのどかなエリアに入っていきます。

 

※この辺りから徐々に信号が出てくるので、かならず交通法規に従った、マナーのある走行をお願いします!

 

42km(AS2:道の駅FARMUS木島平)地点~58km地点(AS3:野沢温泉スキー場駐車場)

第2エイドステーションは木島平村の道の駅(予定)

道の駅FARMUS木島平は最近できた建物で、地元の特産品販売やカフェが併設されています。

私たちも、休憩ついでにカフェにお邪魔して、おいしいジェラートをいただいてきました。

一生懸命走ったあとの糖分は最高ですね!そして何の罪悪感もありません。笑
だってまた走るわけですから。笑
カフェでの食事は有料になりますので、ご注意ください!
エイド提供物に加えてアイスやコーヒーなど購入したい方はお金を忘れずに持っていきましょう。

 

小休憩後はしばらく川沿いを走行します。
車は通行はない道路なので、気持ちよく平地走行を楽しんでください。これが最後の平地です。。。

50km地点から次のASまでは登坂が続きます。ただ皆さんここで踏み過ぎないようにしてください。
激坂がAS3以降に現れるので、そこまでは踏みたい気持ちを抑えましょう。

58km地点(AS3:野沢温泉スキー場駐車場)~72km地点(上ノ平高原(ヤナギランガーデン))

野沢温泉スキー場駐車場が激坂前の最後のASです。(場所は予定です。)
ここで、しっかり休憩したい気持ちと、長く休むと激坂に挑めなくなってしまいそうななんともいえない心境になりました。笑

この地点からはスキージャンプ台が一望できます。

さぁここから地獄の激坂区間!呼吸と気持ちを整えていざ挑戦!

 

*写真ではなかなか勾配が伝わりづらい。。

次の上ノ平高原(ヤナギランガーデン)ASまでは約12kmの間に約1000m登ります。
はっきり言ってしまうと、かなりしんどいです。
ただ自分が登った距離を一目で見ることができ、ところどころに撮影スポットが!
一気に登ろうとはせず、こういったスポットで撮影をしながら登るのがおオススメです。

※参加者のお写真を拝借。

この辺りは普段スキー場として使用されているエリア。勾配がきついわけですね。。リフトのすぐそばを走っていくのもなかなか味わえない感覚です!

72km地点(上ノ平高原(ヤナギランガーデン))~88km地点(木島平村)

コースいちの急勾配を乗り越えたら、上ノ平高原ASに到着です!疲れ切った体にエネルギーをしっかり補給して、よしゴールに向かって行くぞ!と思った矢先、 雨が。そしてかなり強い。。。
ずぶぬれになりながら次のASを目指します。。。。
※ここから写真が激減します。雨の中登るのが必至でした。。
この区間は登って、下ってを繰り返す区間で、平坦がありません。
脚を回して休めたいところでも、下りでは大して踏めないので正直ずっと登っている感覚。。
辛い区間なのは間違いありません。
ただ、しっかり踏めている自分自身が少し誇らしかったりしました。笑

88km地点(木島平村)~113km(ゴール)

最後のASの木島平村は不意に現れます。

※昨年の様子

えっ、ここ!?みたいな印象を持つと思いますが、しっかり休んでいだけるのでご安心ください。笑
最後のASからゴールまでは、残り約25kmです。
最初は緩やかな下りが多く、気持ち的にかなり楽になれますが、
最後の15kmでまた標高約500m登るんです。もう「どれだけロングライドで登るんだ!?」っていう感覚です。
でも一方では「楽しめてる!?」という自分もいたり。。
※私、クライマーなので基本的には坂が好きなんです。笑


帰り道、最初に見た「雑魚川」を再度通過するんですが、朝感じた気持ちよさをこのときに感じることはなく。。。笑
ただ、ひとつ言えるのはこのときにはもう、身近にある自然が感覚的に「普通」になっているんですね。
車もほとんどいない、夢中で走っている自分が大自然と同化できている、そんな感覚です。
そう思うと登坂はきついんですが、「大自然を肌で感じて力を分けてもらっている」そんな風に感じられる最後の15kmになりました。

最後に・・・

今回、休憩も含めて完走タイムはジャスト7時間。そして参考ではありますが消費カロリーは約3000cal
でした。間違いなくソフトクリーム分は消費できています。笑
今回各ASでは持参した補給食を食べていましたが、
イベント当日はもちろん地元ならではの提供食をご用意しますのでお楽しみに。
※ただ、各AS補給食の合計calは3000calには満たないので、不安な方はご自身で補給食をご用意することをオススメします。

キツイコース設定なのは間違いありません!
ただ、だからこそ挑みたくなる!そんなコースです。
完走できたときの達成感、それはもう言葉にできないほどこみあげてくるものがあると思います。
この大自然に一度触れれば、あなたは志賀高原のとりこになること間違いなし。
コースも変更し、新たな魅力が満載の志賀高原ロングライドにぜひ参加してみてはいかがでしょうか?