1万円握りしめて行く!予算1万円の旅 〜韮崎日帰り編〜
今回の企画は、
『韮崎市内に入ってから、1万円以内でどれだけ楽しめるか!?』
というのをみなさんにご紹介する企画です。
★レース中に家族でも楽しめそうな場所
★レース前後に立ち寄り可能な場所
★お土産を買える場所
をピックアップして、実際に立ち寄ってみました!
今回は移動から帰宅まで、日帰り旅のご紹介です。
交通費は予算の1万円には含みません。
今回の制限時間
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11時 韮崎市内到着
~
16時 韮崎から帰宅
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前後の移動が3時間程度と見積もって、
現地滞在5時間を遊ぶ、日帰りプランです。
まずは韮崎へアクセス!
自転車を持って行くことを考えると、乗り換えの多い電車はやはりちょっとハードルが高い・・・
ということで、今回は車で韮崎まで向かいました!
私よしだは伊豆半島の一番南、下田に住んでおりますので
ここから車の経路を辿ります。
最後は韮崎ICで降りて、市内に入っていきます。
・・・・
3時間後
・・・・
なんのトラブルもなく平和に韮崎市内にチェックイン!
とってもいい天気、そしていい眺めです。絶好の自転車日和!
韮崎ICを降りると、果樹園と山に囲まれた景色が広がります。
1万円の旅、スタート!
1.果物狩りがしたい!
6月〜11月上旬まで、さくらんぼ、もも、ぶどう、りんごと果物狩りの季節が続きます。
今回私が取材に行ったのは6月。
桃狩りにはちょっと時期が早いようなので、さくらんぼ狩りをやっているところを探します!
しかしインターネットで事前に色々と調べて向かいましたが、正直営業時間が不明なところが多い・・・
満を持して、「さくらんぼ狩り」が期間中と記載の「バッカス果樹園」へチェックイン!
ありゃー、このかんじ・・・。
この日の訪問は平日ということで、なんと休業日。土日に向けて開けているのですね。
電話をしてから訪問するのが正解でした。
★本当ならさくらんぼ狩り2,000円。ぶどうの時期には1,000円でぶどう狩りが楽しめます。
★残金 1万円(本当なら8,000円)
2.果物狩りで食べられなかったフルーツを探して彷徨う
朝いち、果物をお腹に入れてお腹を満たそうと考えたのですが果樹園が休みということで、ここまで何も飲まず食わず。
かなり空腹の限界が近づいてきました。
しかしどうしても果物が食べたい。果物。果物。。桃とか。。ぶどうとか。。
ここで果物を扱うお店を探すため、大会当日にも行う、「のれんでビンゴ」の店舗に向かうことにしました。
のれんでビンゴとは?⇒http://www.tour-de-nippon.jp/series/nirasaki2017/topics/1249/
市内のお店を回ってスタンプを集めることで
昨年も実施して、意外なお店が知れたり、地元の方とのふれあいが結構楽しくて、
ご参加される方が多く、楽しんでいたのが印象的でした。
そして、ビンゴを集めると大会からオリジナルグッズがもらえる!
次の目的地として選んだのは「七星商会」さん。
のれんに野菜のマークが書いてある!きっと八百屋さん!!
3.種屋さんだった
到着して店構えではわからなかったのですが、
中に入ってみると、こちらは種屋さんでした。果物じゃなかったー!
「私、果樹園がお休みで、どうしてもフルーツが食べたくて、八百屋さんだと思ってきてしまいました!」
「あらあら、ゆっくりしていきな~」
といって優しくお母さんが迎え入れてくれました。優しい。。。
そして、
「このあたりに、果物食べられる場所ありますか?」
という私の無茶振りに対して、
「すぐ近くのアルプスさんが、とても勉強されてておいしいものを出してくれるわよ」
と、とっても親切に教えてくれました。
ありがたや・・・!
お母さんにお礼を言い、種屋さんをあとにします。
お母さん!また来ます!
4.上品なスイーツと喫茶のお店
通りをスーッと走っていると、開放的な窓の中にとっても雰囲気のある可愛らしい方が。
オーナーの三枝さんでした。洋菓子アルプス
お店の雰囲気と超マッチした出で立ちの方が窓の向こうから笑顔で挨拶してくれ、思わずスススっとお店の中に入ってしまいました。
娘さんと一緒にお店を切り盛りしているそうです。美人親子です。
「フルーツがどうしても食べたくて、向こうの七星商会さんに入ったところ、こちらのアルプスさんを紹介していただきました」
「ありがたいことね〜!」
私の訪れた6月上旬は、ちょうど季節の果物があまりない時期のようでした・・・がーん
しかし、そんな会話をしつつ、アイスコーヒーとゼリーをいただきほっこりして
これからの街の発展を願って色々と行動している三枝さんの話を聞いたり、
このあたりの立ち寄りどころを聞いていたら、気がついたらあっという間に午後2時。
時間を忘れてのんびりしてしまいました。
「それでは次に来たときもまた会いましょう!」
しっかりと握手を交わして、
お店の前に出て手を降ってくれることをとてもありがたく思いながらお店を後にしました。
アイスコーヒー 350円
ゼリー 300円
5.しかし腹が減る
結局、コーヒーとゼリーしか食べられていないので、空腹がまた息を吹き返してきました。
「そろそろ何か腹にいれなければ・・・」
そこで定食屋と思って入ったお店がこちら!おにぎり屋さん。
あきらかに「おにぎり」って書いてあるのに、定食とか食べられるかと思って入った。
手作りのほっこりするおにぎりが並んでいました。
「学生のときにできたものなのですか?」
「でももうこの子達も25歳になってるから、結構前なのよ~」
何気ない会話から、この富士山おにぎりがすでに15年以上の歴史が詰まっているこ
とを知りました。
さて、おにぎりを食べてチャージ!
炭水化物が胃に入ると、急に元気が出てきます!!
そこで次に、アルプスさんに教えてもらった、「平和観音像」のある丘まで登ることにしました。
★おにぎり 炊き込み味 110円
★おにぎり しょうが味 110円
6.すぐ達成!街を見下ろせる平和観音の丘
アルプスさんに教えてもらった、見晴らしのいい観音様の像。
実は韮崎駅からもすぐ見えるこの観音像。
街中なのに急に現れる、神社と巨大な観音像。遠目からも余裕で見えます。
観音像は小高い丘の上にあり、しっかり登りたい人にはもちろん全く物足りない坂でw
反対に、坂なんて登りたくないよ・・・と普段思っている方には、街を一望できるポイントまで登れて、
天気が良ければ、前にも後ろにもアルプスの3,000m級の山がぐるっと見えますので、
そんなスポットまで自転車で登った!!ということで結構印象的なスポットであると思います。
まぁ甘利山は全国でもトップクラスの猛烈な坂なんで選手の方にはあんまりかと思います・・・
なのでご家族の方なんかには、おすすめです。
★登るだけ 0円
7.食が物足りず、パンを探し求める
少し離れたところですが、
野菜を使った美味しいパン屋さんがあるということで、空腹に耐えられず行ってきました。
いい感じの雰囲気です。
この日は、パン作り教室が店内で行われていました。
もちもちのパン生地、かわいいですよね。(私だけ?)
パンは結構売り切れてしまったということでしたが、
私はゴロっとしたパンが好きなので、このパンを買いました。
レジの横にあった木のスプーン。
見覚えのある名前が書いてあるな?と思ったら、実はアルプスさんの横にあった木製イスのお店abe椅子店さんでした。こちらものれんでビンゴにも参加している店舗です。
お店にこの木のスプーンを持ち込むと、名入れしてくれるそうです。ちょっとしたプレゼントとかにイイですね!
★やさいのパン 250円
★木のジャムスプーン 400円
8.お土産を探して、味噌蔵へ
駅近辺に戻ってきて、お土産を探しにふらふらしていると、
とっても味のある蔵が販売場所になっている「井筒屋醤油店」を発見。
感じの良い店主の方が「自転車?」と出迎えてくれました。
事務局から来ましたと伝えると、「頑張ってね~」と応援してくれました。
そして、イベントをやっているのはもちろん知っているけれど、
どうしてもお店を開けないといけないので、見に行くことができない、今なにが起こっているのかがわからないのが残念。というふうに言っていました。
そんな声を聞けるのも、face to faceだからできること。
せっかくだからレース、みたいですよね。
ここの前の道を自転車レースしてたら、ホントにツール・ド・フランスみたいな熱狂になるだろうな~。
★韮崎の醤油 517円
★みそクッキー 320円
9.和菓子のお土産を買いに
近くに、和菓子のお土産屋さんがあるということで行ってみることに。
ただ、この日は早い時間にほとんどが売り切れてしまったということで、
ショーケースには何もなくなってしまっていました・・・残念!
女性スタッフが奥の工房でみんなでわいわいと仕込みをしており、
みなさん笑顔でとても女性の元気なお店でした。活気があってパワーもらいました。
こちらのお店は、私が店内にいる間も他のサイクリストの方が立ち寄ったりと、
自転車乗りの方にも認知されているようでした。途中の補給に、和菓子はちょうどいいですよね。
「ありものになってしまうけど」といって
梅ゼリーを購入して食べました。酸味のあるものがちょうど食べたかった~。
★梅ゼリー 120円
10.旅の最後は温泉で締める
最後に立ち寄ったのは、「旭温泉 アルプスの湯」。
やっぱり旅の最後は温泉でしょう!
近くに幾つか温泉はあるのですが、こちらは「天然炭酸泉」の温泉。
洗い場が8つで広くはないのですが、泉質が最高!
温めのお湯でついつい長湯をしていると、
あっという間に体中は繊細な泡だらけ。
泡を拭くように肌を擦ると、細かい気泡がしゅわしゅわしゅわ〜。
源泉が出ている近くも熱くないので、
その席を陣取ってしまったら最後、なかなか離れられません・・・。
は〜さっぱり。
最後にコーヒー牛乳を飲んで、満たされたところで、今回の1万円旅終了!
★入浴券 600円
★コーヒー牛乳 100円
結果発表
★アイスコーヒー 350円
★ゼリー 300円
★おにぎり 炊き込み味 110円
★おにぎり しょうが味 110円
★やさいのパン 250円
★木のジャムスプーン 400円
★韮崎の醤油 517円
★みそクッキー 320円
★梅ゼリー 120円
★入浴券 600円
★コーヒー牛乳 100円
合計 2,577円
★残金 1万円−2,577円=・・・・・7,423円
基本空腹に振り回されたツアーとなり、ちょっとした買い食いがメインになった結果・・・全然1万円使い果たせず!!
もしさくらんぼ狩りをしていても、5,000円台の遊びです。
すごい充実感!!!
特別大きなアクティビティがなくても、地元の方との会話が、唯一無二の旅の思い出を作ってくれました。
本当はもう少し足を伸ばすと、ワイン酒造や陶器の窯元、地の野菜を使ったカフェなどもあったのですが、今回は時間の関係で断念。
まだまだ韮崎市内の楽しむところは尽きません。
残ったお金はウェアを新調する貯金に回したいと思います。←
おわりに
決まった金額の中でなにができるか、を考えるのも楽しかったですが、
お店の方に、次のおすすめの場所を聞く旅。自分では予想していない出会いがありました。
そんな楽しみ方もひとつのアイディアとして、心のどこかに留めておいてもらえたら之幸いです。と!
また別の場所でも実験的に、実施していきたいと思います!
それではまた!アディオス!