新型コロナウイルス感染症が世界を騒がせてる昨今ですが、みなさま健やかにお過ごしでしょうか。なかなか思うように外に出られず、ストレスのある生活を強いられている方も多いかと思いますが、単独でのサイクリングは3密に当たらない運動としても注目されています。
「不要不急の外出」には当たらない、「単独」でのサイクリングをするのに、いいコースないかな!?という方?
⏬サイクリングコース共有サービスはいかが!?https://t.co/t4BfujZe9P
週末のファンライドを個々に楽しむために開発したもので、掲載コースは関東中心ですが、絶賛コース増産中です? https://t.co/l13fUpqhzO
— ツールドニッポン公式 (@tourdenippon) March 27, 2020
しかし、どんなコースを走ったらいいか、特にサイクリング初心者の方にとって自分でコースを作成するのはハードルが高いのではないでしょうか?
ときには行き先やルートを決めずに走り出して、山あり谷あり壮絶なドラマの末に帰路につくのも自分の中に眠っている冒険心が沸き立って面白くあるのですが、 もっと簡単にサイクリングを楽しみたい、気軽に自転車に乗りたい、という方も多くいらっしゃるのではないかと思います。
そこで私たちツール・ド・ニッポンは、2017年より初心者のためのサイクリングアプリ「ツール・ド」を作って、みなさんに気軽に・安全にサイクリングを楽しんでいただけるようコースを提供しています。
掲載内容は走行ルートだけではなく、地域の特色ある立ち寄りスポットも豊富に含まれているのが特徴で、アプリの提示するコースをたどっていくだけで、サイクリングを楽しみながらも旅行のように地域を楽しむことができます。
現在は事務局が認めたプロクリエイターやマスタークリエイターによるオフィシャルコースのみの掲載ですが、今後は一般の方でもコース登録が行える環境を整えていく構想です。
今回はその第一歩ともいえるひとつの形として、一般の方にコースクリエイター講座を受講していただき、実際にコースを作成していただきました。 作成したコースは講師である田代さんに講評をしていただき、最終的にはアプリに掲載されますので、それぞれの企画が講評を受けてどのように変化したか?も見どころです。
それではイベントの様子をみていきましょう!
0)コース制作課題
コースクリエイター講座の受講者のみなさまには、事前にコースの作り方講座を受けていただいた後、下記の課題をお渡ししました。
1)講師・田代さんのコースの考え方
過去6年間作ってきたコースの中で、最も作成が難しかったという、銚子で行ったグループライドのコースをご紹介します。
いろいろな要件のある中で作るのが難しい。
・5年連続水揚げ日本一
・キャベツ ⇒キャベツ畑を走る
・風が強い ⇒風力発電
・屏風ヶ浦 ⇒地元の人が教えてくれたスポットへ自転車からわざわざ降りて、皆で歩いて写真を撮りに行く
<コース制作で迷ったら>
いつ、どこで、だれに、何を提供したいか、基本に戻ることが大切!
2)発表・講評
それでは、受講生のみなさんがどのような講評を受けたか、それぞれ発表内容とともにご紹介します。
1.田渕さん:コンセプトが面白い!お風呂がゴールの足柄コース
この度ご自身の自転車ショップをオープンするとのことで、コースづくりを学びにご参加いただきました。 熱のこもった発表にトップバッターにも関わらず会場を盛り上げていただきました!
コース
講評
2.府川さん:三浦半島の灯台制覇を目指す!ランナー目線も交えたコース
過去にランニングイベントで三浦半島を走ったそうですが、その際の天候が悪く、三浦半島の絶景が全く楽しめなかったとのことで(笑)そのリベンジとして今回のコースを作成いただきました!
コース
講評
3.高田さん:福島県南相馬市から参加、自分の行ってみたい三浦半島コース
福島で地域活性化関係の仕事をされていて、今後自転車を使ってプロジェクトを進めていくためにコースの作り方を教わりにご参加いただいたという高田さん。 ご自身の走ってみたいエリアということで、三浦半島エリアを選択いただきました。 観光目線が加えられていてとてもいいですね! 東北を中心に今後もコースを作っていきたい!との意気込みもいただき、今後のご活躍にも期待しています。
コース
講評
4.宇都宮さん:女性ならではの視点で、女性でも安心して走れる湘南コース
サイクリング初心者の女性の心理をよく理解してコース作成に反映していただきました!初心者は一度通った道であれば安心ということで、あえて往復同じコースを選ぶという選択肢もあることがとても新鮮でした。
コース
講評
5.大宅さん:大宅さんキャラ全開!フラットな海沿いを楽しみつつ坂にも挑戦
コース作成は、誰のために・なにを楽しんでもらうために作ったかが明確であればあるほど、そのコンセプトがわかりやすく伝わります。 その点大宅さんのコースは大宅さんらしさ全開で、「坂を楽しむコース」となっているのが面白いですね!
コース
講評
3)実際にコースが公開されています!
それぞれ作成していただいた最終的なコースが、以下アプリ内にて公開されています!
早川漁港で絶品アジフライランチ、小田原アンパンライド70km
いかがでしたか?
同じエリア・ターゲットに絞っても、人によってこれだけ個性が出るというのがみられてとても面白いですね。
是非それぞれのクリエイターが作ったコースを実際に走ってみてください。
ご参加いただいた皆さまありがとうございました!