サイクリングイベントに参加してみたい、富士いちに参加してみたい。
だけど、完走できるか不安…
そんな皆さんに安心して参加・走行してもらうために、
ツール・ド・ニッポン事務局では、安全に完走するためのサポート体制を組んでいます。
今回は、サポート体制についてご紹介します!
コース設計
エイドステーションの位置やスタッフの体制を決める上で欠かせないのが、コースの設計です。
事前にコースの視察を複数回行い、コース上の危険個所の分析と安全対策を考えています。
(例)
・昨年落車があったポイントに新たに立哨員を配置
・コースを車両との衝突のリスクを避け、より安全に走行できるルートに変更など
運営本部
スタッフ全体を取りまとめている運営本部。
100km以上にもなるコース全域にわたり、コース上の車両・スタッフのもつGPSやサポートライダーからの情報を活用して参加者の走行状況をメイン会場で集約しています。
コース上の車両を隊列に合わせてコントロールし、トラブルが起きた際に、「どこで」、「何が」、「どのような状況で」を確認し、少しでも早く適切な対応ができるようにしています。
また、エイドステーションのスタッフとも密に連絡をとり、エイドステーションの状況を集約・共有し、円滑な運営を心がけています。
サポートカー
走行中に万が一のことが起きた時は、コース上を走行している各サポートカーにおまかせ!
受付時に配布するゼッケンに本部の電話番号を記載しているので、困ったことがあったら遠慮せずご連絡ください!
■メカニックカー
走行中には、自転車の様々なトラブル(メカトラ)が起こることがあります。
サポートライダーだけでは、対処ができないメカトラに対処するために自転車の専門スタッフの乗ったメカニックカーがコース上を走行しています。
■リタイヤ回収車
ライド中に身体に異変が生じて、走行することが出来ずリタイヤをする場合には、
隊列の最後尾を走っている回収車に乗って、会場まで戻ってくることができます。
回収車は複数台走行しているため、リタイヤが増えた場合にも迅速な対応ができるようになっています。
走行管理スタッフ
コース上を1人で走行するのは不安…
そんなあなたを近くでサポートするスタッフもいます!
イベント参加が初めての方も安心して富士いちにご参加ください!
■サポートライダー
参加者とイベント1日を通して長い時間、一番近くでサポートできるのが、サポートライダーです。
参加者のトラブルを誰よりも早く発見して本部に報告するほか、パンクによるチューブ交換など、簡易なトラブルであれば、サポートライダーが解決することも多くあります。
トラブルが発生したときは、まず近くにいるサポートライダーに声をかけてください。
■先導・走行管理オートバイ
隊列の先頭・最後尾について走行をします。
オートバイにはGPSを持ってもらうことで、本部は隊列の位置情報を把握することができます。
位置情報を把握するだけでなく、コースを間違えた参加者を正規コースに戻す役割も担っています。
救護
■救護車
ライド中の救護対応が発生した場合に備えて万全の体制を組んでいます。
サイクリングでは、コース上に救命士資格保持者が乗車している救護車両が走行しています。
カバーエリアが広範囲に渡るため救護車両だけでなく、オートバイも導入をしているため、交通渋滞などの影響をあまり受けることなく、迅速に現場に向かい、処置が可能です。
■救護スタッフ
救命士の資格保持者またはそれに準ずるスタッフがコース上を車両またはオートバイに乗り、巡回しています。
救護対応が発生した際には、現場に向かい傷病者の状況を確認し、適切な処置・判断を行います。
■救護本部
救護コーディネーターがメイン会場で運営本部に帯同し、コース上で発生した救護対応に対して、情報を集約し、救護スタッフへの指示出しを行います。
コース案内
■コース立哨員
コース上の誘導が必要な分岐点や交通量の多い交差点、迷いそうな地点、危険が潜んでいる地点で「安全」に走行ができるように誘導・案内を行います。
■コース案内看板
迷いそうな地点や入り組んだ道、立哨員がいない箇所の誘導、残り距離表示をコーンなどの資機材をコース上に設置し、「安全」に走行ができるように誘導を行います。