安全ポリシー
「安全・安心な自転車イベントライフ」
のために大切なこと
ここ数年間で様々な自転車イベントが新たに立ち上げられ、それとともに「初めて自転車イベントに参加する」ビギナーの方も非常に多くなりました。それ自体は大変喜ばしいことですが、自転車イベントには一歩間違えば大きな事故も起こってしまうリスクもあります。私たちは、ビギナーの皆様も、またそうでない方も、正しい理解と準備のもと安心・安全な自転車イベントライフを送っていただきたいと考えており、今回本ポリシーを公開することといたしました。
本ポリシーは、安全なイベント運営のためには「イベント運営側」、「乗り手側」双方の準備が必要であるということを基本としており、「運営側の安全対策」「乗り手の安全意識」という、2つの視点から構成しています。
「運営側の安全対策」では、サイクリングやエンデューロ、ヒルクライムなどの「一般参加型自転車イベント」の運営(主に競技運営)を担当する専任のチーム(ライドプロジェクト)の開催前の準備工程から当日の運営体制、安全対策などを紹介しています。
イベントに参加される皆さんに向けて普段は知られていない運営の裏側をお伝えすると共に、これから自転車イベントを開催していきたいという自治体や地域団体の方々にも参考にしていただける内容となっています。
イベント参加者の視点から記載した「乗り手の安全意識」では、イベント参加中に意識していただきたい自転車の乗り方やルールから、普段の自転車生活で気をつけるポイントなどを紹介しています。特に、最近自転車イベントに出始めたビギナーの方々に読んでいただきたい内容となっています。
本ポリシーを基に、今後も「ツール・ド・ニッポン」および、一般社団法人ルーツ・スポーツ・ジャパンが運営に携わるすべてのイベントにおいて、安心・安全なイベント運営に努めていきます。
私たちは過去150件以上の自転車イベントを主催・運営してきました。
当然、事故やトラブルも数多く経験しています。
事故が起こる理由・原因は様々ですが、
結局のところ「イベント運営側」か「乗り手側」のどちらかの準備に、
何かしらの不備があったケースがほとんどです。
逆に言えば、双方がしっかりとした準備をすることで、
多くの事故やトラブルは回避することが出来ます。
何が大切か?・・・2つの柱
この2つどちらかが不足していると事故・トラブルが発生します。
2つが成り立つことで、より安全に、安心して自転車イベントを楽しんでいただけます。
私たちは入念な準備をしてサイクリストの皆さまに楽しんでいただける場を提供したいと考えています。
私たちのイベントに御参加いただく皆さまにも、しっかりと準備をしたうえで御参加いただきたいと考えています。