6回目の開催!あついぞ!熊谷 BURNING MAN RACE
高知県四万十市の41.0度、岐阜県多治見市の40.9度と並んで、最高気温40.9度を記録した「日本で一番暑い街」として知る人も多いこの熊谷。
熊谷のこの暑さは、東京を超えてくる南風と、秩父の山から吹き下ろす熱風が合わさってこの酷暑地帯を産んでいるそう。甲府などもこの山から吹き下ろす熱風が盆地を熱くしているそうです。(フェーン現象)
そんな気温の高い場所で、今年もやってきました。7月29日(土)ツール・ド・ニッポン第6戦「あついぞ!熊谷 BURNING MAN RACE」!当日の気温はなんと「最高気温30度/最低気温25度」・・・あれ!?割りと快適!(笑)そんな嬉しいような、拍子抜けなような気温の中でも、みなさんの姿はやっぱりアツかった!当日の大会の様子を写真と一緒にお届けします。
アツいレース、アツい応援
参加者のみなさんの熱量に答えるべく、今年もアツいゲスト・MC、そしてスタッフ陣が大会を盛り上げます!
毎年私達スタッフも、一年で一番暑くて体力のいる大会です。この一日に耐えられるメンバーだけが招集されます(笑)
昨年に続きバーニングガールが応援!
今回のMCは南隼人さんと黒澤まさ美さん!最後まで元気なMCお二人にパワーを貰います。
ポタガールのみなさんも応援に駆けつけ、一緒にレースを楽しみました。
埼玉県のマスコット「コバトン」と「さいたまっち」。
今回は走行管理ライダーを公募してレースの安全管理にご協力いただきました。
ツール・ド・ニッポンではサポートライダーとして登録を行った方の中から走行管理ライダーを募集していますので、ご興味のある方はこちらから⇒サポートライダー登録フォーム
いよいよスタート!
前半は3時間分を、後半は2時間分を走ります。5時間の部は両方走ることで合計5時間となります。
どの部門に参加している方もすごい・・・。この夏の熊谷を走ろうという精神力だけでもお腹いっぱいです。。
ピットで仲間の帰りを待ちます。BURNING MAN RACEでは熱中症予防のためピットイン規定を設けているため、必ず規定回数ピットへ入る必要があります。どのタイミングでどのくらいピットインするかはそれぞれの作戦次第。
日差しは雲に隠れて日照時間は短かったとは言え、湿度もありかなり汗をかく天候でした。
5時間ラストの様子。ピットインの指示にも熱が入ります。
ひんやりステーションで体を冷やす
そんな暑さとの戦いを強いられるBURNING MAN RACEでは、みなさんに体を冷やしてもらえるよう、水場や冷たいドリンクを用意して熱中症対策に努めています。
それぞれの熱中症対策の知識と合わせて上手に利用していただくことで、熱中症にかかる確率をぐんと下げることができます。
毎年恒例のプール&シャワー。バーニングガールたちに水をかけてもらえるなんてなんと贅沢な・・・
参加者全員に冷たく冷えたドリンクの配布もありました。
毎年、氷の手配がすごいことになります。
スタッフも一年で一番アツくて体力勝負の大会です。
コース立哨ボランティアのみなさんにも、必ず水分補給をしてもらいます。
フリーで飲める冷えたドリンク。ソロピットにも設置して、ソロの方も自由に飲めるように。
BURNING MAN RACEオリジナルの取り組み
BURNING MAN RACEオリジナルの取り組みをご紹介!
毎年少しずつデザインの違うTシャツ。コレクションしている方もいます。
今年始めて実施された「バーニングポイント」。走った周回数に応じて、会場内のブースで使えるクーポン券がもらえるサービスです。
ツール・ド・ニッポンでは「サイクルポイント」として他大会でも取り組んでいます。
バーニングポイントでブースの焼きそばやたこ焼き、かき氷などを買うことができました。
そして入賞商品には、地元熊谷のクラフトビール「熊谷宿ビール」が贈られました。
冷やしてのむと、これがもう最高なんですよねー。
気に入っていただけた方はこちらからも購入できます。熊谷宿ビール
BURNING MANRACEで見つけた景色
レースの内容とはちょっと関係ないけれど、私がほっこりしたものをお届け。
コース沿道を歩いていたおじいちゃん二人。この地区の子どもの安全を守るパトロールをしているところのこと。
日差しが出て暑いのに、毎日欠かさずパトロールしているそう。
コースの監視にご協力いただいたスポーツボランティアのみなさん。
ボランティアさんがくれた塩飴
ピットイン入り口にあった「あ!!」
押すとガーガー鳴く鳥(ガラ)。ピットインの目印だそうです。
ピットで見つけた!オリジナルサイクルラックコレクション
今年に入ってからか、ピットに置いてあるラックにオリジナリティ溢れるものが増えてきていると感じます。
そこで!今回はピットに設置されているサイクルラックをコレクションしてきました!
色々と工夫の凝らされたラックたちです。みなさまも自分のチームのラックの参考にどうぞ♪
最近定番になりつつある、「シーホースブラケット」
まずは最近多く見かけるようになった、「2×4」の木材と金具を使ったもの。
金具は「ソーホースブラケット」というもので、ホームセンターなどで購入できます。Amazonの商品紹介はこちら
簡単に組み立て・解体ができる、材料が手に入りやすいなどで自作する人が増えてきていますね。
こちらはステンシルでチーム名を入れています。
こちらはカラー&ステンシルでチームカラーに揃えています。
単管やパイプでDIY
こちらはさらにオリジナリティ満点。ホームセンターで鉄パイプを購入してカット、ジョイントしています。
もちろん解体可能で、持ち運びにも便利です。高強度なところがいいですね。
こちらもホームセンターにある単管(工事現場の足場などに使われる鉄パイプ)を組み合わせて作っているそうです。
トラックに自転車を載せて固定するためにオリジナルで作ったとのこと。
こちらは形もオリジナル!「他と違って目立つ、目印になる」ということで、他と違う形であることのメリットも教えていただきました。
そしてなんと、こちらの木は実は「選挙ポスター掲示の際の木枠」を廃材として譲り受け制作したそう。素晴らしいですね。
フォトムービー
サンライズ・エンデューロのあとは、サンセット・マラソンが行われました。
おわりに
思い返せばこの大会はツール・ド・ニッポンの前身、「ウィズスポbicycleシリーズ」だった出だしのころに大会が立ち上がり、
その頃はもう前日は遅くまで準備に励み、終了後も深夜まで撤収をするという過酷なものでした。(灼熱の準備、灼熱の大会、灼熱の撤収で、帰宅した後の記憶無し。)
ところが、この数年で大会はどんどん改善されて、今回の前日ミーティングの終了時刻においては過去最速!
私はというと、前日は一人で飲みに行くことができるほどに。
宿の近くにあった、可愛らしいおばあちゃん(完全にボケちゃってる)のお店で一杯やってから当日を迎え、
こんな風に地域とのふれあいができて、街のことを聞いたり昔話を聞く時間ができるなんて、
第1回目を思い出してちょっとセンチメタル、そして6回目を迎えたこの日もまた楽しい1日だったなとしみじみ胸に刻んだのでした。
同じ話を5回は聞くことになります。「そこのメニューにあるメニューは、全部無い。」とのこと。
最終的にはお釣りがなかったようで翌日支払いをしに行きました。(多分覚えてない)
おばあちゃんにまた会いに行きたいな。
次回大会は「9極の耐9 in 筑波サーキット」
8/5(土)、ダジャレのお馬鹿な大会がやってきます。
今年で22回目を迎える老舗の大会が、大会名を新たに茨城県つくば市にある「筑波サーキット」で開催!
今年も参加者とスタッフ全員で9時間の耐久に挑戦!
大会の様子は次回のレポートにてお届けしますね。それではまた、アディオス!!