初めての「BIKE TOKYO」参加ガイド
「BIKE TOKYO」は自転車が好きならどなたでもご参加いただけます。自転車初心者の方も、お子様も、女性も、どなたでもご参加可能です。
「でも実際に自転車イベントに出るのは不安」という方も多いのではないのでしょうか?
そこで今回は、そんな方々のためにイベント中、そしてイベント前の注意事項などをまとめてみました!初めての自転車イベントを検討されている方は是非参考にしてみてください!
BIKE TOKYOに必要なものは?
まずは大会本番までに必要な持ち物を揃えましょう!
イベント参加に必要なものは何でしょうか?
■絶対に必要なもの
まず絶対に用意しなければいけないものは3つあります。
①自転車
これがないと始まりませんね。自転車は必ず自分の身体に適した自転車に乗りましょう!また、ブレーキがついていなかったり、車両に不備がある場合は出走することは出来ません。必ずイベント参加前に車両規定をチェックしておきましょう! 車両規定はこちら
でも実は!!当日レンタル自転車も貸し出しています!!当日自転車が用意できない方はこちらもご利用ください。詳しくはこちら
②ヘルメット
これも必需品です。ヘルメットは必ずかぶりましょう。ヘルメットはあなたの命を守ってくれる大切な着用物です。必ず自分の頭のサイズの合ったものを選びましょう。意外に忘れがちですが、あご紐もしっかりと自分にあった長さで調整しましょう。
③グローブ(手袋)
もう一つ重要なのが「グローブ」です。グローブの着用理由は大きく3つです。
○汗でハンドルから手が滑らないようにするため。
○転んだときに手を守るため。
○手に伝わってくる振動を和らげ痛みや疲れを軽減するため。
安全に安心してのっていただくためにグローブはなくてはならない着用物ですので、必ず着用するようにしましょう。
■あれば助かるもの
必ず必要ではないけれど、イベント当日用意しておくと助かるものを紹介します!
①サングラス
サングラスといえば、紫外線から目を守るものです。走行中はそれ以外にも、風からの乾燥を守ったり「ゴミ」や「虫」などが目に入ることを防ぎます。また都内を走行する場合、走行している自動車とのアイコンタクトをとりやすくするために、クリアタイプのレンズを着用することをオススメします。
②飲料ボトル&ボトルゲージ
コース上には2ヶ所エイドステーションを設置し、飲料・補給食を提供していますが、脱水症状にならないためには走行中の給水は不可欠です。自転車にボトルゲージを装着しておけば、ボトルをセットしておけるのでいつでも水分補給ができます。もしイベントまでに買う余裕がない方は、小さなリュックの中にペットボトル飲料を入れておくのがオススメです。
③携帯用エアポンプ&チューブ
コース上には自転車の走行管理スタッフやメカニックカーが走行していますが、都内の道路状況、タイミングによってはすぐに駆けつけることができないケースがあります。エアポンプや簡単な修理セットは持っておくと便利です。また、エアポンプは持てるかぎりの大きなものを使用することをオススメします!小さいとなかなか空気が入らず、せっかくパンクを修理したのに力を入れすぎてバルブを折ってしまった、というケースももありますので極力大きな空気入れを持参するようにしてください。
大会までに準備すること
さぁ、装備品もそろった!
次は大会当日までの準備です。しっかりと準備して当日に望みましょう!
①しっかりと自転車になれよう!
当日に乗る自転車はいつも乗りなれているものですか?もし、初めて乗る自転車・乗りなれていない自転車で参加予定の人は必ず事前に乗っておきましょう。サドルの高さなどしっかりと調整した上で本番に臨みましょう。
②ショップで自転車を点検しよう!
自分の目だけでは自転車のメンテナンスや整備不良箇所を見つけることはなかなか出来ません。イベントに参加する前に近くの自転車ショップでしっかりと見てもらいましょう。
③大会前日はしっかり体調管理をしよう!
自転車のメンテナンスも大事ですが、あなた自身のメンテナンス、体調管理も重要です!特に大会前日はアルコール飲料などは控え、早めに眠るようにしましょう。万全の体調でイベントを迎えることがイベントを楽しむ一番の秘訣です!
サイクリング当日は安心の運営体制
さぁ、いよいよ本番です!
まずは参加者のみなさんを無事にゴールまで誘導するコース上のサポートスタッフをご紹介します!走行中は、スタッフの指示に従い安全な走行を心がけましょう!
○立哨・警備スタッフ
コース上の危険箇所、注意箇所、信号の手前、曲がり角には立哨スタッフが立ってみなさまを誘導します!必ず指示に従って走行しましょう!
○走行管理スタッフ
あなたの安全な走行を誘導する、自転車に乗った走行管理スタッフがみなさんと一緒に走行します!簡単な修理や、トラブルにも対応してもらえるので、何かあったら走行管理スタッフに声をかけてください!赤のゼッケンが目印です!
○救護スタッフ
大会本部、またコース上には救護スタッフが配置されています!気分が悪くなったり、転倒して動けない場合など要請があればすぐに現場に駆けつけます!
○メカニックスタッフ
自転車のトラブルはメカニックスタッフにお任せ!自転車のトラブルがあった場合はすぐに駆けつけます!
走行ルールをしっかり守ろう!
さぁ、いよいよスタートです!準備はいいですか?
コースに出たら、しっかりとルールを守って走りましょう!「BIKE TOKYO」は公道を封鎖してのイベントではありません。走行中は必ず道路交通法に準じた走行が必要になります。特に以下のことを注意して走行しましょう。
①信号、道路標識をしっかり守ろう!
信号はもちろん、一時停止など道路標識もしっかりと確認しながら走行しましょう。また、「急」のつく動作はしないようにしてください。たとえば障害物のない道路で30kmで走り続けた場合は、ほとんど事故は起きません。急なブレーキ、無理な走行が最も事故につながります。
②左側一列走行の徹底
走行中の並列走行は禁止です。並列走行により一般車両との接触の危険性が高まります。必ず道路の左側を一列に並んで走行しましょう。
③追い越しの場合はやさしい声がけを
前の人を追い越すときは「右から抜きまーす」とやさしく声をかけ、後方の安全をしっかり確認してから抜きましょう。また追い抜きの際は「がんばりましょう」などの一言があるとより気持ちよい対応になりますので意識してみて下さい。
④携帯電話を使用しながらの走行は絶対にやめてください!
走行中は携帯電話の使用は禁止です。電話はもちろん、携帯の操作もやめましょう。携帯に目を取られて事故に繋がります。
覚えておこう!自転車のハンドサイン
自動車のウインカーやブレーキランプと同じように自転車でもまわりの人に行動を伝達する手段があります、それが「ハンドサイン」です。ハンドサインは声かけとセットで行うことで自転車同士の事故リスクを減らすことができます。
ただ、ハンドサインを出すとどうしても片手運転になってしまうので、バランスを崩したり転倒するリスクが高まりますので、そんなときは無理にハンドサインを出さず特に声がけを意識して下さい!声かけだけでも接触リスクは減らすことができます。
(写真提供=リンケージサイクリング)
①左折、右折のハンドサイン
曲がる方向の腕を地面と平行に上げ、手の甲を後ろに向けて、親指を立てて合図します。
声かけ「右に曲がります」「左に曲がります」
②スピードを落とすときのハンドサイン
右腕をまっすぐ上げ、ゆっくりと上下に振ります。
声かけ「減速します」
③停止するときのハンドサイン
右腕を斜め45度を目安に上げ、手のひらを後方に向けます。
声かけ「止まります」
④障害物をよけるときのハンドサイン
障害物を指差し、ぐるぐる回す。
声かけ「段差があります」「穴があります」