この記事を書いたのは
ライドハンターズを覗いてきました!
2月も終わりの梅の咲く春の陽気の中。
2月25日(土)も開催された『ライドハンターズ』に参加してきました!
この聞きなれない『ライドハンターズ』という言葉。
ライド?なにかに乗る?
ハンターズ?みんなでなにかを捕まえる?
イベント自体も初開催なのですが、なにしろこの種目自体が初開催!
ツール・ド・ニッポンが頭をひねって、新しく作った種目なのです。
ライドハンターズとは?
大会が配布する「ハンティングMAP」に示された「スポット」を、制限時間内(本大会は4時間)に自転車でできるだけ多く回って、獲得した総合得点を競うサイクリングです。
「得点」は、スポットまでの距離や勾配など難易度によって決められています。
どういう順番でまわって、どういうルートを設計するかは、プレーヤーの自由です。
どれだけ速く走れるかではなく、あなたの戦略が順位を左右します。
舞台の開成町(かいせいまち)はどんな町?
地図を富士山から指差して、麓を東へ辿っていくと、神奈川県の南西にあたる位置に本イベントの会場「開成町(かいせいまち)」があります。
富士山の麓が近く、北側には神奈川の連なった山「丹沢山」「大山」があります。
そういえば、私は神奈川県出身なのですが、
小学校の校歌に、大山~丹沢~♪という歌詞が入っていたのを思い出しました。
神奈川県民にとってはだいじな山なのですね。
開成町は酒匂川(さこうがわ)が流れる水が豊かな町で
「開成に来てお茶を入れたら、なんか美味しいのよね。水がいいみたい」
なんてことを、お惣菜屋のお母さんが教えてくれました。
そんな開成町、
じつは東日本にある町の中で、最も面積の小さな町で、
その面積、6.56平方km!
だいたい2km×3kmで6平方kmくらいですね。
2~3kmと言われると、半日で町中を十分楽しめそうなのがだんだん想像出来てきますね。
ということで、今回はライドハンターズの当日の様子をご紹介したいと思います!
とにもかくにも、まずは受付!
受付で必要なゼッケン、ヘルメットシールを受け取り、開会式に備えます。
合わせてここで『ハンティングMAP』をゲット!!
事前に作戦を立て損ねたチームは、この時間を有効に使って戦略を考えます!
「作戦は決まりましたか?」
「作戦ゼロ」「食べ物屋にしか興味ない!」
ゲストは「湘南ベルマーレサイクルロードチーム」
今回はゲストに
宮澤崇史監督率いる、「湘南ベルマーレサイクルロード」が参戦!
左から才田直人(さいた なおと)選手、古田潤(ふるた じゅん)選手、米谷隆志(よねたに たかし)選手
ライドハンターズには古田選手が参加!健脚が見ものです!
ちなみに左にいるゆるキャラは、開成町の公式キャラクター「あじさいちゃん」。
どうやらなかなか人気者のようで、周りで野球やランニングをしている子供たちはあじさいちゃんを見ると、あいさつしたりハイタッチしたり、あじさいちゃん大忙しでした。
開会式中ずっとこのゲートの横にいてくれたのですが、
カメラが向いていなくても手を頬に当てたり足を内股するなど、常に動き続けるプロ意識の高さでした。
開成町のハンティングMAPはこちら!
今回のスポット一覧がこちらです。
市街地を中心にポイントが密集していますが、市街地が平均「5ポイント」なのに対し、
遠方のスポットは「35ポイント」など高得点を狙える可能性あり!!
これは作戦に悩みます・・・。
近場で数を稼ぐか、遠方で一発大物を狙うか。
合わせて「ミッション得点」という、その場所でしか出来ない得点ゲットの方法があり、
(●●のパン屋さんでパンを食べる!など)
ミッション得点を持つ場所を優先して周るか?など更に作戦をかき乱されます・・・。
いよいよスタート!
そんなこんなで開会式の後、30分間の作戦会議タイムを終えたら、いよいよスタートです!
それぞれの作戦に向けて、会場を出発していきます。
最初に発動されたミッションはこちら!
2つ目のボーナスミッションで待ち伏せ
一方その頃会場では
キッズの自転車教室が行われていました。
なんとも平和!!子供たちは覚えたてのことばをとにかく喋りたいようで、ひたすら米谷選手に話しかけていました。
ちなみにこの子の出発前のひとことは
「将来の夢は、JAFになること!!」
でした。
一方その頃事務局は
さて、一足先に会場に戻った私は事務局の様子を見に行きました。
会場の横にある建物内で、
次々と送られてくる写真の判別・照合と得点の加算をひたすらに行っていました。(アナログ作業!)
ぴりついた空気に居たたまれず部屋をあとにする私・・・。
事務局お疲れ様です。
最後のミッション
じつはこんなものが発動されていました・・・
ボーナスチャンス!!
奇跡の遭遇はあるのか!?確率低そう~!
いよいよ結果発表!
モニターで、今日の写真を全員で振り返って、表彰式を行います!
ライドハンターズは、ポイントを狙うことももちろん楽しめますが、
フォトジェニック賞
受賞理由:この写真から全く今回のイベントに参加している様子が伺えなかったところ
開成ふるさと賞
受賞理由:全員でイベントを満喫している写真だったこと
※写真の審査は事務局が独断で行っているので、いかに事務局が反応してくれる写真を取れるかがカギのようです!
番外編
惜しくも入賞を逃したものの、事務局を笑わせたアイディア写真がこちら
モアイです。
・・・真顔で割りと近いですよね(笑)
ただし、今回の受賞外で、実はひとりだけ異様に写真に慣れている人が・・・
宮澤さん(笑)
自撮りうますぎです。というか2枚目のその向きで撮る発想なんて斬新すぎます。
そしてすべてのパン屋でお店の女の子と写真を撮っている・・・。
一方比較して性格がよく出るな~と思うのがこちら
古田選手、顔も構図も全部一緒!!
わかりやすくていいですね(笑)
こんな風に参加者同士でも楽しみ方の違いや、それぞれの個性が出て、とても楽しい和気あいあいとした表彰式となりました!
結果を見るよりも多く聞いた「楽しかった!」の声
今回は初回ということで、限られた人数での開催となりましたが、
その分一人ひとりの楽しみも大きかったのではないでしょうか?
また次回開催の際にもレポートお届けしたいと思いますー!
それではまた!アディオス!
次回の開催もお楽しみに!